2014年12月15日up
12月 ウォール・オブ・サウンドのクリスマス「クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(紙ジャケット仕様)」オムニバス

12月 ウォール・オブ・サウンドのクリスマス

「クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(紙ジャケット仕様)」オムニバス

寒いです毎日。やっぱり年末の楽しみといえばクリスマス。個人的な話ですが2年前に父親になりまして。贈り物ができるというのはとてもいいもんだなと。毎朝起きる度に寝ている親父の髪を引っ張ったり叩いたりしている息子を見てると…まあそんなこともあるなぁと思う師走です。家族はみなさんの帰りをずっと待っています。年末年始も無理のない安全運転で!
 そして、クリスマスと言う季節感が子どもだった頃よりも少なくなったとは思うのですが、音楽では逆にクリスマスを押す商品が多くなりました。季節商品だなぁと思う特典付きのものから、企画としてスタンダードなクリスマスソングを録音したアルバムまで、ポピュラーのジャンルだけでなくジャズなどでも結構そういうのあったりして、七院知は毎年テーマを決めてリストつくって楽しんだりしています。しかしそんな自分の小手先では全く太刀打ちできないほどの強靭なクリスマスアルバムがあるんですよね。今回はそれを紹介。
 1964年頃。ビートルズ侵攻の米国チャートでヒット曲を連発していたフィレス=フィル・スペクターの一連のアーティスト達。ロネッツ、クリスタルズなどを配したクリスマス曲を歌うこのアルバムは、米国のポップス黄金時代を語る際の金字塔として語り継がれている一枚。とか言うと難しそうですが、簡単に言うとゴージャスで可愛くて楽しいレコードな訳です。多分何も知らない子ども達でも楽しい筈。うちも1歳10ヶ月の息子に聴かせてみようかと企んでいます。
 それではみなさま、メリー・ハッピー・クリスマス!来年も宜しく!

(CDのジャケットイメージをクリックすると「amazon」サイトへ飛びます。)


七院知 好(なないんち・このむ)
シングル、EP、45rpm、7inchと呼ばれる17cmレコードと、盤面に刻まれた素敵な音楽を愛する音楽ライター。
福岡在住。地元の情報誌、『Beat Sound』(別冊ステレオサウンド)、ワーナーミュージックライフのサイト、田口商店KEYAKIの公式HPなどで記事・コラム・レヴューなどを執筆。
好きな九州の道の駅は、道の駅「豊前おこしかけ」だそうです。




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