2012年4月2日up
アスパラガスのヨーグルトマスタードソース

春一番が吹いていくつかの日が過ぎた日ようび。 若い新郎新婦が、地元の二日市八幡宮へと向かう花嫁行列がありました。 

土地の神様へ結婚のご挨拶。巫女を先頭にゆっくりゆっくりと一歩づつ神殿へと歩きます。 花嫁には赤い蛇の目傘を。 私もお手伝いさせていただきました。通りがかりの方や商店街のみなさんに祝福され、寂しくなってしまったこの町に暖かい風景が灯りました。新しいイベントもいいけれど、こんな光景が町に溶け込んだら自然で素敵だなと思いました。

今回のおいしい道の駅は、元気な春野菜・アスパラガスを使ったレシピです。天へ天へとまっすぐに伸びるアスパラガス。以前テレビのニュースで、収穫せずに放っておいたら2mくらい?に伸びたアスパラガスがちょっとした話題になっていました。さすがに形は変わっていましたが、一体どこまで伸びるんでしょう。とにかくまっすぐに生きているいいヤツなんです!

そのエネルギーは、栄養ドリンクなどに含まれる「アスパラギン酸」など。滋養強壮や疲労回復、美肌効果をもたしてくれます。

そして女性のみなさんへ朗報です!アスパラガスは女性ホルモンのバランスを調えてくれます。冷え性や肩こり、生理不順、不妊症、肌荒れ、老化防止など…女性の味方なのです。他にも免疫力アップやガン予防、夜盲症など、とにかく栄養たっぷりの春野菜です。

アスパラガスを買ってきたら、根元を水につけて縦にして保存しましょう。横に寝かせると天へと向かおうとするので余分なエネルギーを使いせっかくの栄養が逃げてしまうからです。

では、アスパラガスをモリモリ食べられるレシピをご紹介します。太陽をいっぱい浴びたアスパラガスにたくさんの元気をいただきましょう!

【今回の食材】 
アスパラガス
もともとは、初夏に収穫される野菜でしたが、ハウス栽培が一般的になってからは、年間を通して手に入るようになりました。九州では、3、4月、それから8、9月あたりに収穫される品種が多いようです。特に佐賀県はグリーンアスパラガスの出荷量と出荷期間の長さが全国トップクラスということもあり、県内・九州各地をはじめ、関東、関西、中国地方への出荷も多く、全国的に食べられているとのこと。九州の道の駅でも、もちろん地元のおいしいアスパラガスを購入することができますよ!春芽のみずみずしいアスパラガスをお楽しみください。
〈材料〉
●アスパラガスのヨーグルトマスタードソース●〈2人分〉
*アスパラガス×2束
*無糖ヨーグルト×大さじ2
*ディジョンマスタード×大さじ1
*マヨネーズ×大さじ1
*にんにく(すりおろし)×小さじ1
*塩×少々
 
①アスパラガスの茎のかたい部分は自然にポキンと折れるので手で折るか、切り落とす。
皮のかたい部分が気になればピーラーで皮をむく。

②鍋にお湯を沸かし塩少々を入れ、アスパラガスの根元から入れて全体を沈めて30秒~1分茹でる。又は1~2分ほど蒸す。
 
③ざるにあげて少し冷ます。
 
④アスパラガス以外の材料をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。
 
⑤アスパラガスを皿に盛り、ソースをかける。
パプリカパウダー(分量外)を軽くふる。




末松 奈視
食品会社の検査室に5年半勤めた後、大手アパレルメーカーが経営するカフェで働く。
2001年にプルミエカフェを開業し、2008年にプライベートキッチン プルミエとして移転。2012年クリスマスに11年半の営業を終え、現在プライベートキッチン プルミエとして、ヨーロッパ・地中海・アジアなど世界の料理をみんなで作って食べる会(プルミエの料理教室)「クッキングパーティ」を中心にレシピやケータリングや料理講師、イベント企画など活動中。
博多阪急内「ELLE CAFE 」キッチンスタッフとしても働いている。
http://s.ameblo.jp/premier-1101




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