「グレイテスト・ヒッツ」アース・ウィンド＆ファイヤー

2012年9月1日up

9月　今月はベタですが「セプテンバー」！

「グレイテスト・ヒッツ」アース・ウィンド＆ファイヤー

ボクは多少デブなので暑い夏が嫌いなのですが、それでも何故か毎年、そんな夏が終わるのが寂しいのです。といきなりおセンチ（死語）な冒頭ですが、ドライブはしんみり走っちゃいけません。なんせ一年で道の駅が最も賑わう「実りの秋」が始まるんですから。ガンガン行きましょうガンガン。さて、そんな旅路にはやっぱりコイツが似合います。往年のディスコエイジ（1970年代後半が青春の方々。40代以上です）には大定番ながら、最近では若い世代の反応もアツいアース・ウィンド＆ファイヤー（EW&F）。後にソロになるモーリス・ホワイト、フィリップ・ベイリーなどを擁する名グループなのです。もちろんオススメするのは今月そのまんまの「セプテンバー」なワケですが、このCDはまさにグレイテストなヒットの塊。「ブギー・ワンダーランド」「レッツ・グルーヴ」「宇宙のファンタジー」など、70年代のラジオで一日中リピートされていて…実はあまりに当時聴き過ぎて、CDを買ったのは割と最近だったりするんですけども。改めて聴いてビックリです。緻密でゴージャス、されどどこか大人の雰囲気。完璧。車に一枚積んどいて無駄なワケないでしょ。激しく推薦盤です。

（CDのジャケットイメージをクリックすると「amazon」サイトへ飛びます。）

七院知好（なないんち・このむ）

シングル、EP、45rpm、7inchと呼ばれる17cmレコードと、盤面に刻まれた素敵な音楽を愛する音楽ライター。
福岡在住。地元の情報誌、『Beat Sound』(別冊ステレオサウンド)、ワーナーミュージックライフのサイト、田口商店KEYAKIの公式HPなどで記事・コラム・レヴューなどを執筆。
好きな九州の道の駅は、道の駅「豊前おこしかけ」だそうです。