2012年1月17日up
豚スペアリブとデコポンとマーマレードの煮込み

お店をはじめて11年目になりますが、今年は初めてゆっくりとお正月に長い連休をとりました。家をずっとほったらかしにしていたので、ようやくちゃんとした結婚生活が訪れてきた感じです。すっかり家を片付けて、先日スタッフや友人を招いてホームパーティを開いたり、あんまり家の居心地が良くなったので仕事したくなくなってしまいました。専業主婦も楽しいかもしれないなぁと、少し思いました。 

今回の道の駅は、旬のデコポンと豚スペアリブを使った料理をご紹介します。おでこがぽっこり出ているみたいなオレンジの仲間。ポンカンの優しい香りと清見オレンジの爽やかな酸味が合わさったフルーツです。「ベリーフルーツ」とも呼ばれ、「ベリー」とは英語で子宮、胎内のことで、妊婦さんやママになりたての方への贈り物に喜ばれるそうです。もちろんそのまま食べて美味しいのですが、プルミエでも人気のスペアリブの煮込みをデコポンでアレンジしました。すごく美味しいので是非作ってみてくださいね。

【今回の食材】 
道の駅不知火の「デコポン」
ポンカンと清美(きよみ)の交配によって生まれた「デコポン」。誕生後に熊本県宇城市不知火町(当時は宇土郡不知火町)にうつり、その品種名も「不知火」となったそうです。熊本の温暖な気候が栽培に適しており、生産量の半分近くを熊本県が占めています。印象的な見た目と名前、味も強い甘みとほのかな酸味のバランスがよく、とても人気です。道の駅不知火の物産館では「デコポン丸ボーロ」などの加工商品も販売しているそうです。こちらもおいしそう!
〈材料〉
★豚スペアリブとデコポンとマーマレードの煮込み★
材料4人分〉
*骨付き豚スペアリブ ×8本(約800g)
*デコポン ×2個
*オレンジマーマレード ×大さじ2
*醤油 ×大さじ2
*水 ×1カップ
*ローリエ ×1枚
*クローブ(丁子) ×3個
*塩・胡椒 ×少々
 
①デコポン1個は果汁を絞っておく。もう1個は皮を包丁で薄く削り、果肉を小房から出す。

②深めのフライパンか鍋を熱し、油はひかずに豚肉の全面に焼き色を付ける。

③ ②の余分な油をペーパーなどで拭き取り、デコポン果汁、水、醤油、マーマレードを加える。
④ローリエ、クローブも加え、塩・胡椒を軽くふり、強火にかけひと煮立ちしたら中弱火にし、蓋をして30~40分ほど煮込む。途中、豚肉を返してまんべんなくソースをからめる。汁気が煮詰まればOK。

⑤皿に盛り、果肉を添え、皮を散らし、グリーンを飾る。




末松 奈視
食品会社の検査室に5年半勤めた後、大手アパレルメーカーが経営するカフェで働く。
2001年にプルミエカフェを開業し、2008年にプライベートキッチン プルミエとして移転。2012年クリスマスに11年半の営業を終え、現在プライベートキッチン プルミエとして、ヨーロッパ・地中海・アジアなど世界の料理をみんなで作って食べる会(プルミエの料理教室)「クッキングパーティ」を中心にレシピやケータリングや料理講師、イベント企画など活動中。
博多阪急内「ELLE CAFE 」キッチンスタッフとしても働いている。
http://s.ameblo.jp/premier-1101




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