トマトソースの冷製パスタ

2011年9月1日up

トマトソースの冷製パスタ

はじめまして！太宰府のお隣りにある筑紫野市•二日市の白い建物で、「プライベートキッチン•プルミエ」というお友達の部屋の様なレストラン•バーをしている、橋本奈視（なみ）です。
季節の食材をふんだんに使ったヨーロッパの家庭料理のお店で、今年で10周年を迎えました。
みんなで作って食べる会「クッキングパーティ」も定期的におこなっています。今回から、九州の道の駅で手に入る、それぞれの地域の生産者の皆さんの思いがたくさん詰まった季節の食材を通して、簡単で美味しく彩りのよいレシピをご紹介させて頂きます。食卓を通じて会話が増え、心と体が前を向く、楽しい時間となりますように。平和で元気でありますように！
第１回目は、リコピン酸やビタミンたっぷりのトマトをたくさん使ったトマトソースの冷たいパスタです。箱で売ってて安いけど、使い切れないし。。。なんて思った時にオススメのソース。冷凍保存できるので、たくさん作っても大丈夫です！うまみ成分たっぷりの国産トマトを丸ごと使った塩だけのシンプルでヘルシーなソースです。今回は「道の駅鹿北」で手に入れた熟れたてのトマトを使います！美味しい真っ赤なトマトにパワーをもらって、暑い夏を乗り切りましょう！

「道の駅鹿北」の熟れたてトマト
道の駅で売っている野菜のおいしさは、「今がおいしい」というその日が収穫日だということ。産地から直送なので、真っ赤に熟れたトマトにも、その土地の香りがビッシリとつまっていそうです。今回の食材は、「道の駅鹿北」の熟れたてトマト。畑で、真っ赤に色づかせることにこだわった、もぎたてのトマトを提供。そのこだわりは、生産者毎に違うものなので、「今回のはおいしかった」という時には、生産者表示をチェックしておくのもよいでしょう。

＜トマトの効用＞
美肌効果／アンチエイジング／デトックス効果／整腸作用／脂肪の代謝アップ／疲労回復／免疫力を高める

◇トマトソースを作る　　−　材料（４人分）−
○トマト（中）　　　　　×10〜15ヶ
○塩（天然塩•岩塩など）×小さじ2〜3

① トマトはヘタを取って皮も種もそのまま乱切りにする。

② ①をミキサーにかけ、ピューレ状にする。

③ 氷を入れたグラスへ注ぎ、塩•タバスコを好みで加え、レモンを添えればフレッシュトマトジュースに！ウオッカを加えてフレッシュなブラッディ•メアリーにも。

④　②を深めの鍋に入れ。塩を加えて20〜30分程、1/3量位になるまで煮詰める。
※途中、沸騰した時、鍋からあふれる程泡立った後、おさまってピンク色から赤色に変わってきます。

⑤ あら熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
※5日ほど保存可能で、小分けして冷凍保存するといいですよ。

⑥　温かいトマトソースのパスタはもちろん、そうめんや冷麺にも！お肉やお魚のソース、煮込み料理にも最適です。※写真は【イタリア風冷しゃぶ】

◇冷製パスタを作る　　−　材料（４人分）−
○パスタ（細めのもの）×4人分（食べたい分だけ！）
○ツナ缶（小）　　　　×4缶
○玉ねぎ　　　　　　　×1/2ヶ
○ベビーリーフ　　　　×適量

① ベビーリーフは流水に10分程さらし、シャキっとさせて水気をよく切っておく。

② 玉ねぎは薄くスライスし、水にさらし、水気をよく絞る。ツナは油を切っておく。

③ 深い鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら、オリーブ油と塩を少々加える（材料外）。
パスタを袋の表示時間より30秒程長く茹でる。茹であがったらザルに上げ、流水であら熱を取り、手が痛くなる程キンキンに冷やした氷水で冷やし、水気をしっかり切る。

④ ボウルにトマトソース、ツナ、玉ねぎを合わせ、パスタを加え、よく和える。

⑤　皿に盛り、ベビーリーフをパスタの中心に高く盛るように飾る。

末松奈視

食品会社の検査室に5年半勤めた後、大手アパレルメーカーが経営するカフェで働く。
2001年にプルミエカフェを開業し、2008年にプライベートキッチン　プルミエとして移転。2012年クリスマスに11年半の営業を終え、現在プライベートキッチン　プルミエとして、ヨーロッパ・地中海・アジアなど世界の料理をみんなで作って食べる会（プルミエの料理教室）「クッキングパーティ」を中心にレシピやケータリングや料理講師、イベント企画など活動中。
博多阪急内「ELLE CAFE 」キッチンスタッフとしても働いている。
http://s.ameblo.jp/premier-1101

【過去に紹介したレシピ（月別）】

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