2011年10月1日up
キノコの暖かいサラダとキノコのパテ

先日、店のベランダの鉢植えに、小さな小さなキノコが4本、こっそりと生えていました。
3、4日私達の目を和ませて、彼らはしぼんでいきました。 

秋の食材と言えばキノコ!ですね。
日本人はキノコをよく食べる国民だそうで、その歴史は縄文時代にまでさかのぼると言われています。
一年中市場にはキノコが並んでいますがやっぱりこの時期のキノコは肉厚でおいしいです!

「キノコ好きほどガンになりにくい」そうですが、キノコに含まれるグルガンは抗がん作用、抗エイズ作用、腫瘍消失効果、インフルエンザ予防などの効果が高く注目を集めています。

私も二年前に良性でも悪性でもない巨大な「境界悪性腫瘍」がお腹中に広がり摘出手術を受けました。 健康のありがたみや食の偉大さ、大切さを学びました。
それからは意識してキノコをよく食べています。
脂肪吸収を抑えるので、ダイエットにも効果大です!

今回はキノコをたっぷり使った暖かいサラダと、ワインにぴったりのキノコのパテをご紹介します。

大昔から地球に存在する菌類から、私達現代人への贈り物「キノコ」をモリモリ食べて健康になりましょう!

【今回の食材】
道の駅おおきのきのこ 
「道の駅おおき」は、きのこの名産地。福岡県南部の大木町は、きのこ類の生産量九州1位を誇る町です。えのきやぶなしめじ・エリンギ・椎茸・ぬめりすぎたけ・雪嶺たけ…。
馴染みの深いものから珍しいものまで
、その豊富な種類と品質の良さが自慢です。低カロリーでビタミンと食物繊維がたっぷりとあり、とてもヘルシーな食べ物。いろんな料理に相性抜群です。
「道の駅おおき」でも、もちろん販売していて、店内にある「もぎ取りコーナー」が迫力大で人気です。
 
<キノコの効用>
〇「グルガン」が免疫力を高め、抗がん作用、腫瘍消失効果、抗エイズ作用、生活習慣病、糖尿病、インフルエンザ予防に効果的。
〇「キノコキトサン」が、脂肪細胞中にある脂肪に直接作用し血液中に取り出してくれる。→ダイエットに効果的!
〇便通をよくする。
材料(4人分)
・しめじ ×小1パック
・まいたけ × 1パック
・エリンギ ×1パック
・マッシュルーム×1/2パック など、好みのキノコ
・水菜 ×1/2束
・ニンニク ×1片
・タイム ×3枝
・粒マスタード(できればディジョン産)×小さじ2
・カボス汁 × 1個分
・醤油 ×小さじ2
・オリーブオイル×大さじ2
・塩・黒こしょう×少々
●暖かいサラダを作る●
 
①しめじ、まいたけは根元を切り小房に分ける。エリンギは手で細くさく。
マッシュルームはペーパーなどで汚れをふき、縦にスライスする。

②ニンニクはみじん切りにする。
水菜は根元を切り落とし、3㎝の長さ に切り、水道水に10分ほどさらしシャキッとさせ水気をよく切っておく。

③フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、ニンニク・タイムを軽く炒める。
香りが出たらキノコ類を加え、しばらく混ぜずに香りが立つまで中火にかけておく。
少し焦げ目がついて香りが立ってきたらよく混ぜながら手早く炒める。

④しんなりとしてきたら、粒マスタード・醤油・カボス汁を加え全体を混ぜ、塩・黒こしょうで味を整える。

⑤ ④を一旦ボウルに移し、粗熱が取れたら水菜を加えてよく和え、皿に盛る。
●キノコのパテを作る●
※パテとはペーストの仏語
 
①暖かいサラダの材料からカボス汁を除き、醤油は小さじ1にする。
①~④まで同じ工程で炒める。
 
②①の粗熱が取れたらフードプロセッサーにかけ、ペースト状にする。
 
③ココット皿に詰め、バゲットを添えていただく。




末松 奈視
食品会社の検査室に5年半勤めた後、大手アパレルメーカーが経営するカフェで働く。
2001年にプルミエカフェを開業し、2008年にプライベートキッチン プルミエとして移転。2012年クリスマスに11年半の営業を終え、現在プライベートキッチン プルミエとして、ヨーロッパ・地中海・アジアなど世界の料理をみんなで作って食べる会(プルミエの料理教室)「クッキングパーティ」を中心にレシピやケータリングや料理講師、イベント企画など活動中。
博多阪急内「ELLE CAFE 」キッチンスタッフとしても働いている。
http://s.ameblo.jp/premier-1101




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